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「やる気」はどうやって出せるの?

仕事、勉強、スポーツ、ダイエット、何をするにも「やる気」があればスムーズに進むのに、やる気がわかない物事に対して、自分で「やる気」を出すのは難しいですね。やる気はどこから湧いきているのでしょうか。

「やる気」が起こるのには、脳の深部にある「線条体(せんじょうたい)」という部分が関係しているといわれています。この線条体の下側に、快感や喜びに関わる部位があり、ここに働く神経伝達物質「ドーパミン」の量が快感の大きさを決定しています。
失敗続きの中でも、「うまくできた!」ということがあると、それを快感として認識し、以後は「うまくできるかも!」などと思っただけで線条体が活性化します。「いい感じになる」という直感、これが「やる気」です。

また、褒められることで「うまくできた!いい感じ」と認識することになり、脳の中では線条体が動き出し、ドーパミンが分泌されます。ドーパミンは「いい感じ」という快感を作り出し、仕事や勉強、スポーツなどで目的を達成するためにやる気を出し、集中力を上げます。
仕事や勉強、スポーツでは、褒めてやる気を出させ、ダイエットでも自分にご褒美を用意したり、周りの人が褒めてあげることでも継続するやる気に繋がりやすいのです。

また、何か達成した時にもドーパミンは増加するので、手の届きやすい小さな目標をいくつも設定したリストを作成し、完了する度にチェックをつけて小まめに肯定するのもよいでしょう。

「やる気」を起こさせるホルモンとして「成長ホルモン」も知られています。脳の下垂体(かすいたい)という部分から分泌され、ウキウキと楽しい気分やポジティブな気分を起こすのに関係しています。身体の各器官に働きかけて、傷ついた組織を修復、発達させるため、筋力やスタミナがつくようになり、疲労から早く回復させる働きもあることから、活動に向かう「やる気」にもつながりやすいとされています。

ドーパミンも成長ホルモンも運動や睡眠によって促されやすいため、運動や睡眠を意識することも心がけましょう。

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